電解研磨とは、製品をプラス側にして電解液を介して直流電流を流し、金属表面を溶解させることで研磨効果を得る方法です。電解研磨する製品が大きい物ほど高電流部、低電流部の差が大きくなり、従って、仕上りの差が目立ちやすく、逆に小さいものほど差が小さく、仕上りの差は目立ちにくくなります。材質や、表面仕上げによりそれぞれ仕上りが異なってきます。

回転翼の同時3軸加工です。アルミ合金の塊から削りだしで回転翼の形にします。普通、回転翼の加工は5軸必要と思いがちですが実は3軸あれば可能です。

SUS304はオーステナイト系ステンレスの代表的な鋼種で、耐食性、靭性、延性、加工性、溶接性に優れ、幅広い用途で使用されています。

クロム合金ステンレス工具鋼で、耐食性や耐摩耗性に特に優れた金属になります。
表面を美しい鏡面状態に仕上げることができる素材としても使われている。
※写真の製品は処理や磨きは一切行っておりません。

18Cr-12Ni-2.5Moの組成を持つ材料で、SUS304にモリブデンを加えることで、
海水や各種媒質への耐食性を向上させたステンレス鋼材です。

17Cr-4Ni-4Cu-Nbの組成を持つ鋼材で、Cuを添加することで、析出硬化性を持たせたステンレス鋼材です。（シャフト類やタービン部品として使われます。）

ＪＩＳ１種、ＪＩＳ２種、ＪＩＳ３種、ＪＩＳ４種などがありますが、材料の特性としては１種がもっともやわらかく、２種、よりは３種とだんだん硬くなります。
またチタンの純度は１種が最も高く２種、３種、４種とだんだん低くなっていきます。